その負担、腰だけで支えていませんか?
掃除、洗い物、草むしり、荷物の整理、子どものお世話。
日常の中には、中腰になる場面が思っている以上に多くあります。
そして、中腰が続いたあとに
「腰が重い」
「立ち上がるとつらい」
「張って伸びにくい」
そんな感覚が出る方は少なくありません。
このとき、よくあるのが
腰が弱いからつらい
と思ってしまうことです。
中腰でつらくなる人は、腰の強さだけが問題ではないことが多いです。
大事なのは、
股関節が使えているかどうかです。
中腰で大事なのは、腰だけで支えないこと
中腰になるとき、
腰だけで体を支えようとすると、
腰まわりの筋肉ばかりが働きやすくなります。
その状態で長く作業すると、
筋肉がずっと緊張したままになり、
張りやだるさ、痛みにつながりやすくなります。
しかも、
腰を丸めて耐える形
反って固めて耐える形
どちらでも、腰には負担が集まりやすくなります。
つまり問題は、
中腰そのものより、
どこを使って中腰をしているかです。
股関節が使えると、腰の負担が分かれやすい
股関節がうまく使えると、
お尻や太ももの筋肉も一緒に働きます。
すると、体を支える力が腰だけに集まりにくくなります。
中腰で大事なのは、
腰でがんばることではなく、
股関節から体をたたむことです。
この使い方ができると、
同じ前かがみでも、
腰だけが先に苦しくなる形を減らしやすくなります。
逆に多いのは、
前かがみになるときに
股関節から曲がれず、
腰から先に折れてしまう形です。
この形では、
見た目は少し前に倒れているだけでも、
腰まわりの筋肉には負担がたまりやすくなります。
作業時間が長いほど、
あとからしんどさが出やすいのはこのためです。
よくあるのは「腰でしゃがむ」形です
中腰がつらい方に多いのが、
膝や股関節を使う前に、
先に腰から下がってしまう形です。
たとえば、
- 床のものを取るときに腰だけを曲げる
- 洗面台でお尻が後ろに引けていない
- 台所で前かがみのまま動かない
- 物を持つときに足幅が狭いままになる
こうした形が続くと、
腰まわりだけが休みにくくなります。
一回で強い痛みが出なくても、
毎日のくり返しで、
「なんとなくずっとつらい」
という状態になりやすいです。
まず見直したいのは、この3つです
中腰の形を変えるとき、
最初から難しいことをする必要はありません。
まずは、次の3つを意識するだけでも変わりやすいです。
1.足を少し開く
足幅が狭すぎると、
股関節が使いにくくなります。
少し開くだけでも、下半身で支えやすくなります。
2.お尻を少し後ろへ引く
しゃがもうとしてそのまま真下に下がると、
腰が先に丸まりやすくなります。
先にお尻を少し後ろへ引くと、
股関節から動きやすくなります。
3.腰だけで下がらない
物を取るとき、作業するとき、
「腰だけで行かない」と決めるだけでも違います。
膝と股関節も一緒に使う意識が大切です。
腰を守るより、使い方を変える
中腰でつらい方ほど、
「腰に力を入れなきゃ」
「腰を固めなきゃ」
と思いやすいです。
でも、それでかえって腰まわりばかりが働き続けることもあります。
中腰で本当に大事なのは、
腰を守ろうとすることだけではありません。
股関節から使える形を覚えて、
腰だけに負担が集まらないようにすること。
ここが変わると、
同じ作業でも、終わったあとのつらさが変わりやすくなります。
中腰で腰がつらい方へ
もし中腰のあとに毎回腰がしんどくなるなら、
それは年齢だけでも、筋力だけでもなく、
体の使い方のくせが関係しているかもしれません。
腰だけでがんばる形になっていないか。
股関節が使える形になっているか。
まずはそこを見直すことが大切です。
中腰のつらさは、
ただ休むだけでなく、
使い方を見直すことで変わることがあります。
腰がつらいときほど、
腰だけを見るのではなく、
股関節の使い方まで見てみる。
そこが一つの分かれ目です。
あけぼの接骨院・整体院
石川県河北郡津幡町加賀爪ホ403
院長 橋本 大希




