肩がゴリゴリ音がする方へ

音だけで悪いとは限りません

肩を動かしたときに、
ゴリゴリ
コリコリ
パキパキ

そんな音がすると、
「これって大丈夫なのかな」
と不安になる方は多いです。

実際、院でも
「肩を回すと音がするんです」
「痛くはないけど気になります」
「最近、前より音が大きくなった気がします」
という相談は少なくありません。

ですが、まず知っておいてほしいのは、
肩の音がある=すぐに悪い状態とは限らない
ということです。


大事なのは、音そのものではありません

肩の音でいちばん大事なのは、
音がすることより、
痛みがあるか
動かしにくさがあるか
この2つです。

音がしても、
痛みがない
腕が普通に上がる
日常生活で困らない
この状態なら、すぐに大きな異常とは言い切れないこともあります。

反対に、

  • 肩を動かすと痛い
  • 腕が上がりにくい
  • 力が入りにくい
  • 夜にうずいて眠りにくい
  • 引っかかる感じが強い

こうしたものが一緒にある場合は、
肩まわりに負担が続いている可能性があります。

肩の音は、音だけで判断しないこと。
これがとても大事です。


なぜ肩はゴリゴリ鳴るのか

肩は、腕だけで動いているように見えて、
実際はそれだけではありません。

肩をスムーズに動かすためには、
肩甲骨も一緒に動くことが必要です。

この連動がうまくいくと、
肩の前や上だけに負担が集まりにくくなります。

でも、ここがうまく合わないと、
肩の一部ばかりが頑張る形になり、
ゴリゴリした音や、引っかかる感じが出やすくなります。

つまり、
肩の音は、肩だけの問題というより、肩の使い方の問題として出ていることが多い
ということです。


よくあるのはこの3つです

肩がゴリゴリ鳴る方で多いのは、
次のような形です。

1. 肩をすくめながら使っている

腕を上げるたびに、
首まで一緒に力が入る方は多いです。

この形が続くと、
肩の上に負担が集まりやすくなります。

本来は、肩をすくめなくても動ける方が、
肩にはやさしいです。


2. 腕だけで上げている

肩を動かすときに、
肩甲骨があまり動かず、
腕だけで何とか上げている方も少なくありません。

この使い方になると、
肩の前側や上側がつまる感じが出やすくなります。

その結果として、
音が出たり、ひっかかるような感覚につながることがあります。


3. 音が気になって何度も大きく回している

気になる音がすると、
つい何回も肩を回して確かめたくなる方がいます。

でもこれは、
かえって肩まわりをこすりやすくして、
違和感を長引かせることがあります。

音を確かめるために何度も大きく回す
この流れは、あまりおすすめできません。


改善で大事なのは、音を消すことではありません

ここで大事なのは、
音をなくすことだけを目標にしないことです。

本当に見るべきなのは、
肩に負担が集まっている使い方を減らせるかどうかです。

肩の音が気になると、
どうしても
「鳴らないようにしたい」
「音を止めたい」
に意識が向きやすいですが、

もっと大事なのは、
肩だけが頑張る形を減らすことです。

ここが変わると、
結果として音が気になりにくくなることがあります。


まずやってほしいこと

難しいことを一気にする必要はありません。
まずは次の3つで十分です。

・強く回しすぎない

肩の音が気になるからといって、
何度も強くぐるぐる回す必要はありません。

確認のために何回も回すより、
落ち着いて小さく動かして反応を見る方が大事です。


・肩をすくめずに動かす

腕を少し上げるときに、
首まで力が入っていないかを見てください。

肩をすくめる形が強い方は、
まずは小さな動きで、
首の力を抜いたまま動かすところから始める方が合いやすいです。


・肩甲骨も一緒に使う

腕だけを動かすのではなく、
背中側の肩甲骨も一緒に動く感覚を持てると、
肩の一部への集中した負担が減りやすくなります。

大きく動かす前に、
肩甲骨まわりの力みを減らしてから動く方が、
肩の反応は変わりやすいです。


こういうときは早めに確認した方がいいです

肩の音がある方の中でも、
次のような場合は、音だけの問題ではないことがあります。

  • 痛みが強い
  • 急に腕が上がりにくくなった
  • 力が入りにくい
  • 夜も痛い
  • じっとしていてもつらい
  • ぶつけたあとから音が増えた

この場合は、
「音がするだけだから大丈夫」と決めつけず、
早めに状態を見てもらった方が安心です。


肩の音で本当に見るべきこと

肩の音がすると、
どうしても音ばかり気になります。

でも、実際に見るべきなのは、

痛みがあるか
動きが落ちていないか
肩だけに負担が集まる使い方になっていないか

この3つです。

音だけを怖がりすぎる必要はありません。
ただ、痛みや動かしにくさがあるなら、
そのままにせず見直した方がいいです。

肩は、
強く回してごまかすより、
負担の集まり方を変えることが大事です。

肩の音が気になる方は、
まずそこから見ていくと分かりやすいです。

あけぼの接骨院・整体院

石川県河北郡津幡町加賀爪ホ403

院長 橋本 大希

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